台風の接近で開催が危ぶまれましたが、風の中、勇敢なサイクリストたちが
1400メートル地点のゴールを目指しました。ヒルクライムレースの為少しでも
軽いホイールを装着した選手が多い様に感じました。しかし、雨の中自走で
急勾配の下りは、かなり苦戦していたようです。私もMAVIC R-SYSで下りました。
MAVICのUBコントロールと言うリムのブレーキ面加工がされたホイールですが、
それでも、ブレーキレバーを強く握り続けスタート地点まで戻る頃には、握力の
限界を感じました。この様な下山中のサイクリストの中、比較的ブレーキコントロール
に余裕を持った方がいらしゃいました。その方達が使用していたのは、MAVICの
マッドブラックのホイールです。
あらゆる天候条件で非常に高いレベルの耐久性と、ブレーキ性能を発揮するSLRシリーズ
リム面にエグザリット加工されたホイールです。
雨天時の制動距離が18%も少なくなります。
最近、ホイールを選ぶ時にカタログ重量ばかりが重視されますが、ホイールに本当に
求められられるのは、過酷なコース天候の中安定した走りを提供してくれるホイール
のような気がします。MAVICのホイール理念は、多くの過酷なレースの中で生まれて
います。その歴史は、ホイールメーカーの中で長いほうだと思います。登りだけが
速いホイール?直線の平坦な道だけが速いホイール?サイクリストが挑む道は、単純
ではありません。ホイールの性能は、より過酷な条件になれば良く判ります。
MAVICのエグザリット2テクノロジーを採用したSLRシリーズは、最高にバランスの
とれたホイールです。(テストホイールを準備していますお気軽に試乗して下さい。)