ツール・ド・フランスが熱い戦いを繰り広げているころに
スポーツバイクメーカーのNewモデルが発表されます。
長野県小渕沢の自然豊かなロケーションの中でで開催された
2017cannondaleの新車発表会に参加してきました。
「ロードバイクは、いよいよ本格的にディスクブレーキの時代に!」
今回の大きなトピックは、cannondaleのハイエンドモデル
SUPERSIX EVO Hi-MODにディスクブレークが採用されました。
昨年、自転車レースを統括するUCIはレース機材として
ディスクロードを認める方向で進んでいましたが
4月におきた事故以来、足踏み状態になっていますが
cannondaleは、今年のツール・ド・フランスを
SUPERSIX EVO Hi-MOD DISCで走る予定で
準備を進めていたようです。
ディスクブレーキの恩恵はライダーにとって
大きなアドバンテージになる事は明らかですが
今回の試乗で改めてそれを強く再確認する事が出来ました。
最初にディスクブレーキモデル、
その後で、従来のリムブレーキモデルを乗りましたが
リムブレーキモデルに乗った時にいつもは感じない不安感を感じました。
ブレーキの設計上、制動力は
ディスクブレーキもリムブレーキも同じ様に作られているそうですが
コントロール性能の違いは大きく異なり
ここまで安心感が出てくる事に驚きました。
(ブレーキのメーカーや種類によってに違いは有ります。)
しかし、簡単に「ディスクロードが優秀だ!!」 とは言えません。
現在、cannondale SYAPSE Hi MOD DISCに乗っていますが
SYAPSE HI MODのフィーリングに好感を持ってこのバイクの
ディスクブレーキ仕様を購入しましたが残念ながら
リムブレーキ仕様で感じたフィーリング良さは
薄れ違うバイクに乗っている印象を強く感じています。
もちろんディスクブレーキの恩恵は感じていますが
ディスクブレーキを採用したロードは少し
衝撃吸収性、重量を犠牲にしている印象があります。
しかし、今回発表された「SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC」は
従来のSUPERSIX EVO Hi-MODのフィーリングを
損なうことなくブレーキコントロール性を飛躍的に向上
出来たこれからのレーシングバイクに仕上がっていると思います。
そして、いよいよ本格的に
ロードバイクはディスクブレーキの時代に入ってきます。
しかし、ディスクブレーキを装着した時に
フレームのフィーリングをコントロール出来る
メーカーとそうでないメーカーとの差は確実に有ると
思います。勿論、cannondaleの技術は信頼出来ます。
SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC URUTEGURA \490,000-(税別)
フロントに160mmローターを採用し前後のブレーキコントロール
バランスが良くなりました。スルーアクスル採用も
安心感に繋がっています。
140mmローター、フラットマウント規格採用